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  • 卒業生インタビュー
    • Q. KYORIでの思い出は?どんな学生でしたか?
    • A. 勉強は苦手でしたが、大会に出るのが好きでした。KYORIに先に進学した姉が大会にでていたのを見ていたので、姉より上になりたい、という気持ちがあったと思います。
      練習するのが好きで、よく放課後に友達と残って練習したりしていました。クラスは全員仲が良くて、グループがあるって感じでもなく常にみんなで話している感じでした。仲良いクラスだったのは、担任の先生のおかげかもしれません。常にみんなが楽しんで学べる方法を考えてくれていたように思えます。私は離れていてなかなか会えないけど、今でも地元ではKYORI時代の友達で集まっているみたいです。
    • Q. 今のお仕事について
    • A. 舞台のヘアメイクを手掛けていて、地方公演にもついていきます。今関わっているのは、これまで自分が関わってこなかった2.5次元の舞台のヘアメイクです。
      舞台ヘアメイクを手掛けるようになってから、ヘアに関わるのが楽しくなってきました。実際にあり得ないビジュアルをカツラで作るんですけど、それをしているうちに、ヘアセットの構造についての考え方が変わり、地毛のヘアメイクでも急にレベルアップできました。数年前までは2.5次元の舞台の仕事をいただいても、全然興味がなくて断っていたこともあったのですが、今はすっかりはまっていて、このままずっと続けていきたいと思っています。
      あとはみなさんがイメージするようなヘアメイクのお仕事です。俳優さんとかタレントさんのヘアメイクを担当しています。朝早く夜は遅いなど時間に決まりがないので、今日が何月何日っていうのも把握していないくらい。明日はこれ、そして翌日はこれ、という感じで日々を過ごしています。でもヘアメイクの仕事は楽しいですよ。
    • Q. やりがいを感じる時は?
    • A. 自分がヘアメイクをしたときに相手の顔が変わる瞬間があるのですが、それが楽しすぎてやめられないですね。口に出さなくても「キマった!」と相手も思っただろうなって感じる、その瞬間がとても好きです。
      それと、技術職は終わりがないから飽きることがないです。私は飽き性なので、ずっと興味を持ち続けられることを仕事にできて良かったと感じています。ヘアメイクの仕事はこれまでの人生で関わってこなかったような人と日々関わることができ、色々な人の考え方も聞けるので楽しいです。仕事に飽きないのはそれも理由かも知れません。
    • Q. この仕事で苦労したこと
    • A. やっぱり体力です。ほかにも苦労は色々していると思いますけど忘れるくらいの程度です。不安定な仕事だから波もあります。いつ仕事がなくなるか分からない、仕事がくるかもわからない…そんな不安だらけだと思うので。それで悩んで戦った事が苦労したことかもしれないですね。
      でも無意識で乗り越えてきました。結局メイクは好きでやめられないので。実はヘアメイクの仕事って、選ばなければめちゃくちゃ多いので、それに気づいたときに楽になりますよ。

  • Q. 今後の目標は?
  • A. うまくなりたいって気持ちはずっともっていますが、その時その時で興味が変わるので、時の流れに身を任せている感じです。でも、手が震えるくらいまではメイクの仕事はしていたいと思います。最終的には50歳くらいで一般の人にメイクを教える仕事をしたいです。半分趣味になっちゃうけど、その時には多分もっと色んな事がわかってできるようになっているはず。メイクに悩む人って40代~50代が多いので、同等の年齢になった時に説得力が増すと思うし、教えられる方も嬉しいと思うんです。それまでは体力持つかぎり、色々な仕事に挑戦しようと思います。「好き」を追い続けることが仕事って本当に幸せなことだとつくづく思います。
  • Q. ヘアメイクを志す学生にアドバイスを
  • A. 学校は基礎となる知識や技術を教えてくれる、すごくありがたい場所です。社会人になったら自分で学ばないといけないので、今のうちに吸収できる事はしっかり学んでおいてほしい。そしてちょっとでも興味のあることはとことん追求していくことで、もっと楽しくなって、次もどんどん新しいことにチャレンジできるので、その分成長もできると思います。
    ヘアメイク業界で有名な人は美容師さんが多いです。芸能人の方が通っている美容室の美容師さんがそのままお願いされてヘアメイクをしていたりすることもあるので、ヘアメイクを目指すなら、芸能人が通うようなサロンに就職するのが1番早い気がします。それもあって美容師国家資格はとても大事。同じメイクの仕事ができても、国家資格がないと認めてもらえないこともある。周りでも資格を持っていない人は仕事の合間に取りに行っています。これからはこの業界でも必須となるようです。